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ガスチャージ、チョット待って!エアコントラブル豆知識!

暖かくなる4~5月にかけて急激にエアコンガスチャージ依頼が増えます。

冬場、使用しなかったエアコンが徐々に軽微なガス漏れを起こし、暖かくなりいざ使用したときに、ぬるい風しか出ないといったところでしょう。
日本は渋滞が多いし、ジメジメした湿気の多い気候。エアコンが効かないと車に乗ってられないですよね。ガス漏れも1シーズン保つほど微量なら費用対効果を考えるとガスチャージだけでもいいと思われますが、コンプレッサーなどにはよくないという事実を自己責任があることをお忘れなく。

また、漏れ箇所が圧力を逃がしているため本当に少ない症例ですが、別の弱っている個所から漏れる可能性もゼロではないという事です。

エアコンから冷風が出ないときの確認方法

※確認は気温によっても基準が前後するため知識や経験も必要です。

① コンプレッサーベルトの緩みを確認。(目視や触って確認)
対策➡ 調整又は張りが出ない根源を改善する。

② コンプレッサーのクラッチが作動しているか確認。(作動サイクルを確認します。珍しいクラッチレスモデルは対象外)
対策➡ サイクルが速いもしくは入らない場合、その冷媒(ガス)の入れ直しなどで根源を改善する。

③ 冷媒ガス量の確認(サイトグラス又はゲージで多い又は小ないを確認し調整します。)
対策➡ 冷媒(ガス)の回収又は入れ直しなどで根源を改善する。漏れのある場合はその根源を改善する必要もあります。

高圧バルブ(H)の横がサイトグラス。中に気泡の有無などで症状を判断します。

④ 上記と同時に高圧側と低圧側の圧力不良がないか確認。
(圧縮不良・コンデンサーやエバポレーターやライン内の詰まりやエア混入・エキスパンションバルブ開度不良・)
対策➡ 圧縮不良・詰まり・バルブの根源を改善します。

⑤電動ファン作動不良確認(エンジンファンカップリング又はモーターの点検)
対策➡ ファン作動不良の根源を改善する。

※根源改善とありますが、複数の原因が考えられるためそのような記載とします。

DIYでガスのみ注入は要注意!?

 

したなんて言われるお客様がいらっしゃいますが、そもそもガス量不足で冷風が出ていないんでしょうか?その理由が確定しないのに安易にガスをチャージするのは別の問題を引き起こしかねません
また、きちんと真空引きや高圧・低圧が確認できるマニホールドゲージを使用して判断しているんですかね?

マニホールドゲージ。高圧と低圧いづれの圧力も確認可能。気温により基準値が変わります。

出来ないことはありません。エアコンの不良の原因が間違いなくガス漏れだけの場合のみです。アマ〇ンさんなどのWEBサイトには低圧からのみガスを入れる工具(下記のようなゲージ1個のモデル)

が格安(2~3000円)で出ていますが、ガス量過多や空気や水などの混入やライン詰まり起こしていた場合、高圧側のゲージを確認しないと分りませんし、状況によってはその他の高額パーツ破損につながりかねません。(どうしてもやってみたいのであれば、安物でもいいので高低圧ゲージのついたものを使用してください。)

上記の理由から、ガスの補充だけはあまりお勧めできません。最低でも上記のゲージの読み方(気温に基準が前後する)がわからないと効果が上がらないことがあります。(少なすぎはもちろん多すぎでも冷えないからです。)

更に2000年以降の国産車の多くは、冷媒(ガス)を量で管理しています。ボンネットやコアサポート部廻りなどにACガスの量が記載されているステッカーことが殆どです。下記の場合600gとありますので134aガス管が約200gなので3本使用するという事になります。つまり追加のガスチャージは推奨されていません。

理由は、現在の国産輸入車問わず殆どのお車が量管理となっています。一度ACライン内を真空引きして規定量を注入するのが基本となっています。この真空引きを行わないと、ライン内に空気や水分などが残り更に冷風が出ない迷宮に落ちていきます。また、真空の状態を数十分保持させることで漏れがある場合の度合いを確認することができるからです。この作業に20~60分程度かかるでしょう。

また、エアコンの修理自体はコンプレッサーが回って初めて判断できます。漏れ箇所の特定はその後行い、もちろんガスや蛍光剤を使用します。

 

エアコンの修理見積りが難しい訳と高額修理になる理由

まずは、原因が明らかなもの。つまり特にゲージを使用するぐらいで原因が確定できるものは安価なケースも多く存在します。

それ以外のケースとして、以下の一体成型ホースをご覧ください。ゴム製部分があります。アルミ部をカシメて成型されていますが、新品時はゴム部に弾力があり密閉もしっかりしています。これが経年劣化で痩せてガス漏れが起こすことがあります。

2本は室内に入っています。リアエアコン側のホースはエンジンルーム側では室内側を確認できません。また、運転席や助手席を思い浮かべて下さい。足元の奥に黒系のプラスチックのケースのようなものが2000年以降のお車なら必ずあるはずです。その黒いケースがエアコンユニットとなり、中にエバポレーターなどにつながっている場合もあります。車種によりますが、これが簡単にアクセスできない場所になります。(アクセスする箇所にもよりますがダッシュボードを降ろさないといけない車種も存在します。)

室内に向かうホースです。室内のエアコンユニット内には移管されます。(下記写真)

エアコンユニットのケースです。エバポ・ブロアファン・各ブレンドドア・アクチュエーターが接続されています。この写真でおおよそ半分ぐらいです

そこの中でガス漏れを確認するためにはアクセスまでの工賃が発生しているのです。仮に3時間ぐらいの作業で2.1万の工賃とかかったガスなどの部品代を払って見積りだけでエアコンが効かない状態を選ぶのか、改善して不良個所の部品代+交換工賃0.8万円を追加してエアコンが効く状態を選ぶのか、どちらかの選択を強いられる形となります。

一言で言うと症状の原因の可能性が複数存在し、順序立てて進めていかなくてはいけないのですが、そこには冷媒(ガス)代やオイルや部品と工賃が発生し、不良個所や部品代によっては高額になってしまうのです。もちろん順序立てて行うため、お見積りも難しいことになります。

また、何故かエアコン系の部品はメーカーの価格設定が割高な感も否めません。高額なパーツとして、コンプレッサー・コンデンサー・エバポレーター・ホースなどがあげられます。

よくあるエアコン故障例

⓪故障ではありませんが、エアコンは効くけど臭い。

エアコンが効いているならほぼエアコンフィルターやエアコンユニット内の汚れやカビが原因でしょう。

①ガス漏れ多いのはやはりゴム系です。

前述したOリングやパッキンやホースやチャージバルブなどですが実は分割式のコンプレッサーもその影響で不良になります。下記写真はコンプレッサー・プレッシャースイッチ・チャージバルブです。
・コンプレッサーの胴回りがオイルで汚れています。ガス漏れ箇所です。
・プレッシャースイッチはOリングの劣化からです。
・チャージバルブは中にタイヤとほぼ同様の物が入っていて一部ゴム製です。

まれにあるのがアルミや真鍮部の接合部(溶接部)やカシメ部です。

これは製品がそもそも問題なのでしょう。ただ、ホースがついている個所の場合長年揺れをストレスにダメになる場合もあるのでしょう。また、ACコンデンサーへの飛び石が漏れの原因ななったケースも数件あります。

③コンプレッサーの経年劣化による圧縮不良。

風が冷たくない理由としてコンプレッサーの劣化があげられます。

④漏れから始まるエアコンライン内の詰まり。

ほとんどはコンプレッサーのロックからきているもの。可能性の話ですが、ガス漏れイコールオイル漏れが同時に起こっています。作動油がなくなるとコンプレッサー内がこすれて削れ鉄粉を出します。詰まりを確認するにはマニホールドゲージを使用します。
参考までに詰まりからの復旧は作業が一気に増えます。オリフィスやエキスパンションバルブの交換(つまり・破れ・鉄粉の除去が難しい)・アキュムレーターやリキタンの交換(鉄粉がたまるが、清掃が出来ない。)・コンデンサーやホース内などラインの洗浄などがあります。
ライン内の鉄粉をしっかり除去しておかないと再度詰まりを起こし、コンプレッサーを壊すからです。

⑤エンジンクーリングファン不良によるコンプレッサー破損。

様々な理由でエンジンクーリングが適正でない状態が発生します。中でもラジエターファンですが、ACコンデンサーに深く関係しています。クーリングファンには機械式(カップリング)と電気式(モーター)が有ります。どちらもMAXパワー時は”フォーオォー”(人により聞こえ方違うかも)っと回ってる大きい音を聞いたことがあるはずです。モーター式には補助電動ファン機能がついていて、エアコンを使用すると初めてMAXパワーになります。また機械式ファンクラッチはエンジン(クーラント)の温度によりクラッチがつながったり離れたりする構造。どちらもACコンデンサーを冷やし切らない場合コンデンサーのオーバーヒートが発生、エアコンライン内が高圧になりコンプレッサーを破損させてしまいます。

⑥ブロア(風の吹出し)が弱い・出ない不良。

エアコンの風は冷たいのだけれども、風がでてこない又は弱い場合、ブロアモーター(扇風機のようなもの)やコントローラー(SWやレジスターなども含む)が殆どで、まれにファン部(扇風機の羽の部分)の変形もあります。

⑦ベント(吹出し切替)・テンパレーチャー(温度切替)不良。

ガスが入っているのにエアコンの風が冷たくない。ブロアモーターの音はするけどフロントガラスや足元だけしか風が出ないなど。これはコントロールをどのようにしているのかによります。負圧制御か電気制御かによっても対応が変わります。また、コントロール系が問題なかったとすると風の通路にあるブレンドドアまたは、ドアを動かすアクチュエーターの不良が考えられます。

⑧人的なトラブル

ガスチャージのみは【DIYでガスのみ注入は要注意!?】でも記述しましたが、この状態でエアや水分が残留してライン内や各機関で凍りトラブルを出します。こちらも人的といえるでしょう。

また、パーツは部品単体の状態でコンプレッサーオイル不足あります。コンプレッサーだけでなくコンデンサー・アキュムレーター・エバポレーター・ホースに至るまで交換した場合、適正なオイルを適正な量注入しなければなりません。純正やメーカー部品にはオイルは注入もしくは付属していますが、中国などのメーカーを介さない安い輸入品などには付属していませんでした。ガス漏れイコールオイルも漏れています。オイル不足だとコンプレッサーを破損させます。

最後に、コンプレッサーの内部破損(ロック症状)の場合、ライン内の洗浄が必須です。また、鉄粉が撮り切れないだろう箇所は部品交換が必要不可欠です。それを怠ると鉄粉がライン内を循環し再度コンプレッサーを破損させます。

 

以上殴り書きになりますが、豆知識をご理解いただいた上エアコン修理をご検討いただければと思います。

お問合せ TEL 04-2960-6408 営業時間10:00~19:00 日曜定休

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